バッジ・ビム 概要

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名称バッジ・ビム
Budj Bim Cultural Landscape
種別文化遺産 / (iii) (v) 
(iii)文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示す。
(v)ある文化を特徴づける伝統的集落や土地・海洋利用、人類と環境の相互作用を示す例である。特に存続が危うい場合。
2019年
オーストラリア連邦
(首都:キャンベラ 言語:英語 通貨:オーストラリア・ドル 独立年月日:-)
場所
(地図)
緯度:-38.08  経度:141.89
関連
動画
『世界遺産』9/3(日) バジ・ビムの文化的景観 〜 6600年前 世界最大最古の養殖システム【TBS】(2023-08-28)
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サイトUNESCOの公式サイト
概要

オーストラリアの世界遺産「バッジ・ビム」は、バジ・ビムの文化的景観として、2019年にユネスコの世界遺産に登録されました。 これは、オーストラリアの先住民族であるガンディトジマラ人が6,000年以上も前から続く、独自の水利システムと石造建築群を築いた地域であり、その文化的・技術的な価値が高く評価されています。

バッジ・ビムは、オーストラリア南東部のビクトリア州に位置し、マウント・エクレス火山の噴火によってできた溶岩流を利用した、世界最古の水利システムが存在しています。 ガンディトジマラ人は、この地で独自の水利技術を用いて、豊富な魚を捕るための石造の養殖場や、運河を築きました。 この水利システムは、豊かな自然環境を維持し、先住民族の生活を支えるとともに、彼らの文化と知識を後世に伝える重要な遺産となっています。

また、バッジ・ビムでは、石造建築群(石造りの住宅)も見つかっており、先住民族の知恵や技術がうかがえます。 これらの遺跡は、環境に適応し、持続可能な生活を送るための先住民族の知恵を示しており、現代にも大きな示唆を与えています。

このように、バッジ・ビムは、その歴史的・文化的価値によって世界遺産に登録されたオーストラリアの誇るべき遺産といえます。


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