カムチャッカ火山群 概要
名称 | カムチャッカ火山群 Volcanoes of Kamchatka |
種別 | 自然遺産 / (vii) (viii) (ix) (x) (vii)類例を見ない自然美がある。 (viii)地球の歴史(生命進化,地形形成etc)の顕著な例である。 (ix)進行中の生態学的・生物学的過程の代表例である。 (x)生物の多様性の保全にとって、重要な自然の生育地を含む。 |
年 | 1996年 |
国 | ロシア連邦 (首都:モスクワ 言語:ロシア語、他に各民族語 通貨:ルーブル 独立年月日:-) |
場所 (地図) | 緯度:56.33 経度:158.50 |
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サイト | UNESCOの公式サイト |
概要 | カムチャッカ火山群の概要カムチャッカ半島にあるカムチャッカ火山群は、世界でも有数の火山帯で、活火山が密集しています。 カムチャッカ半島の活火山の数は、29個もあり、ときおり大噴火を繰り返していることから、一帯は火山の博物館とも呼ばれています。 特にトルバチク火山(標高3672m)は、何千年にわたり、噴火をくり替えており、1975年から1976年に大噴火を起こしています。 この噴火では、大量の溶岩により、噴石丘と呼ばれる円錐状の丘が新しくできています。 トルバチク火山このように、カムチャッカ半島は、火山帯であることから、温泉も多くあります。 例えば、ヴィストラヤ川近くにはマルキ温泉があります。 マルキ温泉では、日本の温泉のイメージとは異なり、水着を着て入るタイプとなります。 カムチャッカ火山群の登録対象クリュチェフスコイ自然公園クリュチェフスコイ自然公園には、クリュチェフスキー火山(標高4750m)があります。 富士山に似た形の独立峰の山であることから、クリュチェフスキー火山はカムチャツカ富士とも呼ばれています。 クリュチェフスキー火山は、活火山としてはユーラシア大陸では最高峰であり、1994年に大噴火を起こしています。 1994年の大噴火では、噴煙が高さ20kmまで到達するような規模でした。 また、2018年にも噴火しており、噴煙が上空5500mまで到達、火山灰は85km四方に広がっています。 クロノツキー国立生物圏・自然保護区クロノツカヤ山(標高3528m)近くに広がる自然保護区で、間欠泉などがあります。 間欠泉とは、熱水や高温の水蒸気を、噴水のように噴き上げる穴です。 ブィストリンスキー自然公園多くの温泉があるエリアです。 ナルィチェヴォ自然公園アヴァチンスカヤ山(アヴァチャ山・標高2741m)やコリャークスカヤ山(標高3456m)がある自然公園です。 アヴァチンスカヤ山(アヴァチャ山)では、トレッキングコースも整備されており、高山植物を眺めながら、散策ができます。 また体力されあれば、特別な技術がなくても、アヴァチンスカヤ山(アヴァチャ火山)の登頂も可能です。 南西ツンドラ自然保護区南カムチャツカ自然公園 |