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カムチャッカ火山群 概要

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名称カムチャッカ火山群
Volcanoes of Kamchatka
種別自然遺産 / (vii) (viii) (ix) (x) 
(vii)類例を見ない自然美がある。
(viii)地球の歴史(生命進化,地形形成etc)の顕著な例である。
(ix)進行中の生態学的・生物学的過程の代表例である。
(x)生物の多様性の保全にとって、重要な自然の生育地を含む。
1996年
ロシア連邦
(首都:モスクワ 言語:ロシア語、他に各民族語 通貨:ルーブル 独立年月日:-)
場所
(地図)
緯度:56.33  経度:158.50
関連
動画
ロシア🇷🇺 カムチャッカ半島で火山大爆発🌋 #火山 #volcano #噴火 #volcanic(2023-06-11)
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サイトUNESCOの公式サイト
概要

カムチャッカ火山群の概要

カムチャッカ半島にあるカムチャッカ火山群は、世界でも有数の火山帯で、活火山が密集しています。 カムチャッカ半島の活火山の数は、29個もあり、ときおり大噴火を繰り返していることから、一帯は火山の博物館とも呼ばれています。 特にトルバチク火山(標高3672m)は、何千年にわたり、噴火をくり替えており、1975年から1976年に大噴火を起こしています。 この噴火では、大量の溶岩により、噴石丘と呼ばれる円錐状の丘が新しくできています。

トルバチク火山

このように、カムチャッカ半島は、火山帯であることから、温泉も多くあります。 例えば、ヴィストラヤ川近くにはマルキ温泉があります。 マルキ温泉では、日本の温泉のイメージとは異なり、水着を着て入るタイプとなります。

カムチャッカ火山群の登録対象

クリュチェフスコイ自然公園

クリュチェフスコイ自然公園には、クリュチェフスキー火山(標高4750m)があります。 富士山に似た形の独立峰の山であることから、クリュチェフスキー火山はカムチャツカ富士とも呼ばれています。 クリュチェフスキー火山は、活火山としてはユーラシア大陸では最高峰であり、1994年に大噴火を起こしています。 1994年の大噴火では、噴煙が高さ20kmまで到達するような規模でした。 また、2018年にも噴火しており、噴煙が上空5500mまで到達、火山灰は85km四方に広がっています。

クロノツキー国立生物圏・自然保護区

クロノツカヤ山(標高3528m)近くに広がる自然保護区で、間欠泉などがあります。 間欠泉とは、熱水や高温の水蒸気を、噴水のように噴き上げる穴です。

ブィストリンスキー自然公園

多くの温泉があるエリアです。

ナルィチェヴォ自然公園

アヴァチンスカヤ山(アヴァチャ山・標高2741m)やコリャークスカヤ山(標高3456m)がある自然公園です。 アヴァチンスカヤ山(アヴァチャ山)では、トレッキングコースも整備されており、高山植物を眺めながら、散策ができます。 また体力されあれば、特別な技術がなくても、アヴァチンスカヤ山(アヴァチャ火山)の登頂も可能です。

南西ツンドラ自然保護区

南カムチャツカ自然公園


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